熱光学法−質量分析法併用炭素エアロゾル全成分分析システム
システムの概要
熱光法−質量分析法併用炭素エアロゾル全成分分析システムはDRI 2015多帯域有機炭素/元素炭素分析器と光イオン化飛行時間質量分析器(PI TOF-MS)から構成され、OC/EC分析器プログラムで昇温解析された粒子状物質OC成分をPI TOF-MSの注入システムに導入し、単光子イオン化と多光子共鳴増強光イオン化技術を利用してOC成分に対する高効率イオン化を実現し、各OC成分の質量分析(最大質量荷重比2000 m/z)を取得し、それによりエアロゾルOC成分中の化合物組成を確定し、炭素エアロゾルの全成分解析、特に有機炭素エアロゾルの源解析と二次転化研究は豊富な情報を提供する。
石英繊維ろ過膜採取しゅうちゅうかんきょうりゅうぶつぶんせき
Photonion社はAEROSOL社と共同で、試料の製造を行わずに炭素含有粒子状物質の化学成分を分子レベルから分析することができる新しい機能的な石英繊維ろ過膜試料の分析方法を開発した。
分分析方法
AEROSOL社のMODEL 2015型マルチバンド炭素分析計とPhotonion社の光イオン化飛行時間質量分析計の併用。
炭素分析器はエアロゾルの炭素成分含有量(TC=EC+OC)を測定することができる。
光イオン化飛行時間質量分析計は、熱光学法の異なるプログラム昇温勾配炭素成分中の有機炭素の各成分含有量を与えることができる。
適用#テキヨウ#シーン
・石英繊維ろ過膜から採取した環境粒子状物質の分析
・粒子状物質中の有機炭素中の各成分及び揮発性粒子状物質の定性及び定量
・異なる由来の粒子状物質成分の分析
-船用エンジン源
-バイオマス燃焼源
-ガソリンエンジン源
-石炭源
冬季環境空気サンプル、木材燃焼サンプル中のOC 1、OC 2、OC 3成分中有機成分の比較
(SPI−質量スペクトルは単一光子イオン化、REMPI−質量スペクトルは多光子共鳴増強光イオン化を採用)